<Header>
<Author: 李益>
<Title: 汴河曲>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 汴河（べんか）の曲（きょく）>
<BookPage: 332>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
汴水東流無限春，
隋家宮闕已成塵。
行人莫上長堤望，
風起楊花愁殺人。
<End Poem>
<Translation>
汴水は東へ流れてゆき、かぎりない春の色があたりにみちている。でも、隋王朝時代の離宮は跡かたもなく崩れて、とっくに塵になってしまった。
道行く人よ、この長い堤の上に登って眺めてはいけない。風が吹き起こってやなぎの花が空中に飛びちってゆくのを見ると、誰でも深いうれいにつつまれるだろうからね。
<End Translation>
<Formatted Translation>
汴水は東へ流れてゆき、かぎりない春の色があたりにみちている。
でも、隋王朝時代の離宮は跡かたもなく崩れて、とっくに塵になってしまった。
道行く人よ、この長い堤の上に登って眺めてはいけない。
風が吹き起こってやなぎの花が空中に飛びちってゆくのを見ると、誰でも深いうれいにつつまれるだろうからね。
<End Formatted Translation>